《作家インタビュー》ペン画作家:小林駄駄

~画家として~

個性的なdrawingから繰り出される作品はペン1本で描いたとは思えないほどの迫力で見る人の心に訴えかける作品ばかりである。彼女が画家となるまでの道のりにはドラマティックな転機が幾度もありました。震災を経験し地元熊本から上京した彼女の「覚悟と決意」に迫ります。

-いつから活動されていたんですか?また活動される(絵を描く)きっかけを教えてください

小林駄駄  あかちゃんの時から筆を持たされてましたね(笑)その後は田舎くらしだったので必然的に一人遊びで絵を描いていました。なので田舎コンプレックスがずっと根底にあります。でも故郷は大好きです。

-本格的に描きだしたのは?

小林駄駄 「デザイン学校」に入ってからですね。その中でもイラスト「ペン画」を極めました。 中高生の時から授業中に落書きするような人間でした(笑)


- 画家になろうと思い始めたのはいつごろからですか?

小林駄駄  絵を描くような仕事をしたいと思い始めたのは高校生の時から。1本ではできてないですけど。画家というか、このスタイルになったのは本当はバンドや音楽をしたかったんですがそっちの才能が皆無だったので(笑)自分が出来る表現でバンドみたいな事やりたいなって。

-上京されたキッカケ・理由を教えてください。

小林駄駄  キッカケはやはり熊本地震でした。どこに居ても地震は起きるし、いつ人生が終わるか分からないなって。ならば願った景色を見てみたいと。地元は好きですが、諦めた事とかいっぱいあります。それを埋めに上京を決意しました。

人の多さを求めて上京しました。良くも悪くも色んな人が居ますし、東京はイベントや企画展などの回数も多いですから。地元だとこちらほど交通機関も発達してないし金銭面のリスクが高すぎました。アート系のイベントや企画展は地元でもありましたが、だんだんと気の合う作家や環境に馴れてしまい停滞してしまうのが分かったんです。いつかは上京しないと。と思うようになりました。仲間内でわいわい楽しいってだけならそれでも良かったんだろうけど。絵描きとしてそれはやりたくなかったんです。

 

-地元熊本(河原町)ではどのような活動をされていたのですか?

小林駄駄  道にゴザを敷いてグッズを並べて、閉まったシャッターに磁石で貼って・・とか、路上に寝っ転がってライブペイントをしたりしてました(笑)スタッフの人に言われた言葉は「河原町アートの日というイベントは作家活動の始まりの場所だ」って言われて、それは薄々感じてはいましたし、ずっとここにいるのは違うなって。絵を見てもらう事に対してどうにかしたい、そんなハングリー精神はここでかなり大きくなりましたね。

- 誰かの影響はありましたか?

小林駄駄  ライブペイントは宮崎の作家さんで松下大紀さん。この方はとにかく体当りでまっすぐでした。モノクロ画の魅力を教えてもらったのはオーブリー・ビアズリー。

- 画風の特徴を教えてください

小林駄駄  わかりずらいですが蛇行調に描く感じです。あと女の子が気持ちが乗りやすいので女の子が多いです。

 

-ご自身の画風の強みこだわりを教えてください

小林駄駄  わりと老若男女に好かれる所、デフォルメもいける!デザインも少々。

-画風から感じてほしいテーマはなんですか?

小林駄駄  執念とか祈りとか呪いとかに似た感情を絵から感じ取っていただけたら嬉しいです。しかし無理して考えなくて良いですし、各々のフィーリングで感じて頂ければ幸いです。ライブペイントからは綺麗に描こうと思っていません、ライブ(自分の上手く生きれなさ)に比重を置いてるのでこれもフィーリングで,,,!

-画家としての喜び、楽しみ、逆に辛いことはありますか?

小林駄駄  辛いことは作家活動のペースを他人と比べてしまって無駄に焦ったり脅迫概念に駆られる事があります(笑)あと黒い人間関係や貧乏なことですかね・・。
喜びはお手紙もらったり、イベントや展示に時間を割いてきて頂けたり、グッズ買って頂けたりとか!!嬉しいことも多いです。

-描くときの頭の中の完成図は、クリアにあるんですか?

小林駄駄   ざっくりとはありますが、その完成図を越えて、絵の方が自分に寄せて来る時はゾクゾクします。

-気分転換のためにしていることやマイブームはありますか?

小林駄駄   気が合う仲間と音楽ライブに行ったりお酒を飲むことが好きです。散歩や日向ぼっこも好きです。

-絵が描きたくなる時ってどんな時ですか?

小林駄駄   CDジャケットやライブのフライヤーのデザインがダサかったら私に描かせろよ!ってなります(笑)あと人を好きになったらその人を描きたくなる。
気持ちがダウナーに転ぶと弱いので描けなくなります~~。

-今後の活動について、目標や夢を教えてほしい

小林駄駄  イラストレーションなのでかなり難しいですが、平面をこえる、もっと感覚的、になりたい。また大好きな音楽と大好きな絵を付随させて、絵を描いていきたいです。それと60歳になったら「糞婆婆」(クソババア)というバンドを結成して、ベースを担当したいです。・・・まだ、ベースは引けませんけど(笑)

≪作家プロフィール≫

≪小林 駄駄≫

プロフィール
1990生まれ 熊本県熊本市出身。

熊本デザイン学校 イラストレーション科卒業
主にドローイングを手掛け、ライブペイントも行う。音楽が好き。世紀末的デカダン少女世界を構築。CDジャケットやグッズ展開も行っている。ロングヘアーに異常な執着をもつ。
2013年  ◆ 活動開始◆河原町アートの日にて出展をはじめる◆八代本町アートフェスティバル出展​◆河原町アートアワード出展​
2014年  ◆個展 駄々イズム(熊本・河原町文化開発研究所)◆グループ展 狂人曼画劇場(銀座・ヴァニラマニア)◆Space of Musicart vol.0 ライブペイント(福岡)◆河原町アートアワード出展 「面木つよし賞」「TSUTAYA三年坂店賞」「CAMK(熊本市現代美術館) 賞」受賞◆個展 駄々イズム②(熊本・GALLERY ADO)     
2015年  ◆首振りDolls「金輪罪」ジャケットイラスト・ツアーグッズ イラスト担当◆アーティスト・インデックス Scene 3(熊本市現代美術館)◆八代廃校文化祭 展示&ライブペイント(熊本・坂本町田上小学校跡)◆KUMAMOTO ART HUMAN FESTA 2015(熊本・山ぼうしの樹)◆アートパレード出展◆河原町アートアワード出展◆12月河原町アートの日にて松下大紀氏とのライブペイント『自殺』
​​2016年  ◆眼球学園展 出展(札幌・ギャラリー犬養)◆ボンドバ2周年大感謝祭 ライブペイント(佐賀・ボンドバ)◆岡崎一氏との共同企画 異種混合アートイベント「若年性シナプス症」(熊本・オコム)◆第9回 ARTiSM MARKET 2016秋◆立日十三×小林駄々二人展『蛙鳴蝉噪』(池袋・Killer饅頭)◆化け猫展 企画展 出展(阿佐ヶ谷・大怪店)

 

Twitter:https://twitter.com/kbdada

HP:http://dadaizuco.wixsite.com/dadada

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